先付け
ふぐ皮の和え物。こりこりとした歯ごたえは食欲を増してくれる。きりっとした酸味と紅葉おろしの辛みがあいまって語るに単純ではない。
小鍋
ふぐ切り身、春菊、椎茸、舞茸、かぶら、大根おろし、人参、白菜、豆腐、京葱。鍋になるといっそうふぐの旨さが伝わる。
お刺身
てっさ。一人前でこの量はと疑う。やや厚切りのおかげで弾力と甘みがうれしい。
八寸
上皿より、ふぐ唐揚げ、むかご銀杏、下皿左から、生麩田楽、蓮根みたらし、ほうれん草胡麻和え、昆布〆ふぐ寿司、そばの実山かけ。ふぐは唐揚げによりまた別の旨味をみせてくれる。
煮物替り
和風スフレ。デザートかと思いきや、和風だしのきいたスフレ、中には違う魚が控えている。
替り皿
牛肉ステーキと付け合わせ野菜、柿ヒラメ白玉揚げ出し、かぶら。揚げ出しはいくつかの素材が溶け合ってるにもかかわらず、分析不能の感があるほどまとまっている。おいしい。
御飯
ふぐぞうすい。出汁もお米のツブ立ちも丁寧なおいしさ。満腹! 香の物(はやと瓜、人参味噌漬け、大根浅漬け)
デザート
くず焼もなか。熱々で香ばしくパリッと音を立て意表をつくおいしさ。最中とは本来こういうものだったのかも。「もうひとつ」といいたくなる。
撮影・料理レポート:安東幸夫
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